アロエってどんな植物?
今日の朝ご飯はアロエヨーグルトです!
アロエの果肉がシャキシャキしてて結構好きです.
さて,アロエと聞くと,鉢植えに入ったトゲトゲの植物を目にする機会が多いと思いますが,そもそもアロエはどんな植物なんでしょうか?
ということで調べてみました.
1,分類の難しい多肉植物
アロエは園芸の分類ではぷにぷにとした質感の植物の総称である多肉植物として扱われています.
多肉植物の一つであるサボテン
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E8%82%89%E6%A4%8D%E7%89%A9から)
しかし植物学の分類は結構難しいようで,過去にはユリの仲間(ユリ科)やオーストラリアの植物の仲間(ススキノキ科),はたまた完全に独立した仲間(アロエ科)など,様々な変遷を経ているみたいです.
現在の分類体系ではツルボラン科という仲間に分類されているみたいですね.
2.原産はインド洋西沿岸域
アロエの自生地域はアラビア半島からマダガスカル島,南アフリカあたりのようで,インド洋の西側に広く分布しているみたいです.
マダガスカルや南アフリカに生息する生き物は,中生代の終わりまで存在したゴンドワナ大陸起源といわれることが多いので,もしかすると結構古くから生息している仲間なのかもしれませんね.
3.実は輸出入禁止!?
アロエの仲間は500種類ほどいるようですが,そのほとんどがワシントン条約で輸出入が制限されているようです.
我々に身近なアロエも例外ではなく,よく鉢植えで育てられているキダチアロエという種類も原産の南アフリカからは持ち出し禁止みたいです.